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RSウイルスの症状 子供は中耳炎の併発にも注意!? [健康]

RSウイルスによって
中耳炎が発症するって知っていますか?

子供、特に1歳未満の場合は急性細気管支炎など
重症化して入院することがあるのは
よく知られているかと思いますが、
他の感染症と比較した際に、急性中耳炎を
高確率で併発するといったデータがあります。




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中耳炎を併発する確率は
2歳未満で約70%、2歳以上では約30%となり
2歳未満でRSウイルスに感染した場合は
中耳炎を発症していないかも注意する必要があります。

また、一度中耳炎が治っても再発する確率が
高いそうで、1か月以内での再発は約30%もあるそうです。

中耳炎によって高熱が続く場合もあるので、
RSウイルスに感染したら子供の様子をよく観察し
耳によく手を当てる、機嫌が悪く夜泣きするなどの
症状に気付いたら中耳炎を疑ってみましょう。


RSウイルスが原因で中耳炎を発症するのですが、
必ずしもウイルス性の中耳炎かというと
そうでもありません。

中耳炎の主な原因はウイルスではなく、細菌です。
RSウイルスが原因で中耳炎になっても、
その後に細菌性に移行していく場合もあります。

細菌性の中耳炎の治療薬としては抗生物質が有効です。

しかし、ウイルス性の中耳炎の場合には
有効な薬はありません。

しかも残念ながらウイルス性なのか細菌性なのかは
診察だけでは判断できません。

そこで、中耳炎で溜まった膿を検査してみて、
細菌がいれば細菌性、いなければウイルス性と判断することになります。

ですが、これも検査には最低でも4日間かかるということなので
苦しんでいる子供にどちらの中耳炎なのか
判断できるまで薬は出せませんとはいえませんよね?

どっちかわからなくて、ウイルス性に有効な薬がなければ
細菌性の薬をだしておけばいいじゃん!!と思うかもしれませんが、
抗生物質を多用してしまうと、耐性をもった細菌が増えてしまいます。

すると、より強力な抗生物質が必要となり、
抗生物質と細菌のいたちごっこが始まります。

インフルエンザでも抗生物質のタミフルが効かない
ウイルスが増えてきていると話題になりましたよね。

ですので、細菌性の可能性が高いと判断される場合以外は
抗生物質の処方は控えた方がよいとされています。

治療法に関しては素人判断はせず
お医者さんの判断に一任するのがよいでしょう。

ただし、経過観察だけは怠らないようにした方がよさそうですね。




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